憂い顔の女性はドMなSMセフレに最適である!
憂い顔の綾瀬はるかや平手友梨奈らはドMな性奴系セフレに最適という考え方を検証してみたいと思います。「憂い顔」の代表とも目されると思いますが、綾瀬や能年が紅白歌合戦を席巻した2013年以来あまり変わり映えしない絶好調とは言えない経済情勢に追い打ちをかけるように、昨年も消費税がアップとなりました。
ここでは、2013年の消費税アップの時も振り返りながら流行のメイクや表情の変遷を辿ってみます。
また、その分析の延長線上には、日本を取り巻く精神状況が転換し、高度成長期からバブル期にかけての「自分中心主義」がやや廃れてきて、「周りにも自分にも優しくする」と言う、より良い方向性が優勢になっていることも浮き彫りになってきます。
2013年の紅白の主役だった元祖「憂い顔」系の綾瀬はるかと能年玲奈
２０１３年末の紅白司会で、持ち前の天然ボケぶりを炸裂させ、近年の紅白視聴率のピークをもたらした綾瀬はるかは、元はと言えば「憂い顔」が売り物でしたが、当時の朝ドラのアマちゃんでブレイクした能年玲奈もグラビアなどでは、「憂い顔」で写っていることが多かったものです。
この二人とも、天然ボケキャラと明るい能天気なキャラの背後には、実は「憂い顔」が魅力の女優と言う共通点があった、と言えるでしょう。
ちなみに欅坂46の不動のセンターである平手友梨奈も、このタイプに当てはまると想定されます。
このような「憂い顔」の典型的なパターンとしては、眉毛が八の字にで、瞳が潤んでおり、唇はぽってりと厚くて、何となく頼りなげで儚い感じがする表情、と言うことになります。
あるいは、紅白での突然のAKB48卒業宣言でも話題になった、大島優子なども、この手の路線の延長線上にある、と言えるでしょう。
そう考えると、2013年末の紅白歌合戦は、「憂い顔」の美女に占領されていた、とも言えるのかもしれません。
一時、アヒル状の口＝アヒル口が話題になってこともありましたが、今後憂い顔というのもモテる重要な要素としてクローズアップされてきた印象もありますが、そういう状況のより大きな背景としては、以下の様なことも考えられるでしょう。
・アヒル口の女性には、基本的に弱さが感じられて、男性から観ると、自分の方が相手をリード出来そうだ、と言う感覚を当てえる要素が強かった。「憂い顔」はより一層、男性優位を予感させる女性の弱さを現わしている。
・バブル以降ある時期までは、男性に尻尾を振らない強いオンナが女性からも人気があったが、経済の不調や震災の直撃もあり、女性の生き残りの知恵として、「男性に助けてもらい易いキャラ」が求められるようになった。
「憂い顔」の女性に対する男性の意見
・「観てはいけない様な女性の本性を観るような気がして、SMっぽいプレイで虐めてみたくなる」（32歳、商社マン）
・「何だか困っているようでカワイイ。小さな子犬が籠から出られなくて一生懸命に頑張る感じで、助け出したくなる」（35歳、システム開発）
各種のアンケートを観ると、男性は憂い顔の美女に対しては、非常に好意的で、「守ってあげたい対象」や一部には「ドMっぽくてSMプレイを仕掛けてみたい対象」として、相当に評価が高いことは間違いない様です。
・「それが演技なのか、本当に困っているのかはともかくとしても、男性としては、美女の憂い顔を前にすれば、すぐさま『何とかしてあげたい』と言う気持ちになることが普通でしょう。実は勘違いでも、それが男女の仲に発展する切っ掛けになるか知れないですしね」（40歳、医療事務）
・「そんな『憂い顔』の美女を間近に観掛けたら、飛んで行って相談に乗りますよ。『憂い顔』自体が強いメッセージを含んでいると思います」（34歳、教員）
まさに騎士道精神のように、「憂い顔」の美女は、男性に無償奉仕させる強い動機づけを与える要素があるようです。
一方で、「憂い顔」を観て、ドM的なセックスの姿を想像して、SMプレイに妄想をつなげてしまうケースも少なくないですね。
・「八の字の眉で、潤んだ瞳っていうところが、縛られて自由を失って抵抗出来ないあり様と重なって見える。
もっともっと追い込んでいけば、どんな表情になるんだろうと、妄想していると、思わず手を出しそうになっちゃいますね」（42歳、運転手）
・「潤んだ瞳に半開きの唇を観ていると、その濡れ濡れ感が堪らなくセクシーに感じられる。
いろいろなところをもっと責めて、体液でジュクジュクにしてみたいと言う欲望が頭をもたげてくる」（39歳、公務員）
このように、「憂い顔」には、男性から「思わず助けたくなる」と言う風に思わせるか、あるいは「もっともっと虐めて、さらに追い詰めたくなる」という風に思わせるか、と言う両極端なリアクションを呼び込む要素を孕んでいるようですね。
そういう「憂い顔」の美女を前にして恋愛感情は、湧き上がってくるのか、と言うことに関しては、
・「どちらかというと、恋のトキメキ感とは、かなり違んじゃないかな。弱い存在を保護しなければ、というような保護者感覚は刺激されそうですね」（35歳、スーパー勤務）
・「『憂い顔』が声をかけ易いと言うのは、あるんじゃないですかね。
何だか助けてあげたくなると言う意味で、声をかける動機もチャンスも多くなります。
そういう意味では、オトコが惚れ易いし、恋愛感情にも発展しやすい、と言うことじゃないですか」（37歳、金融マン）
いずれにせよ、「憂い顔」人気も相手が、美人であれば、と言うカッコつきの現象の様な気もします。
美人の「憂い顔」は、絶対の切り札のような強力なカードになりますが、そうでないのに徒に「憂い顔」をつくっても、「ポーズなんじゃないか？」とか、「どうしたんだ？おなかでも痛いんじゃないか？」と言うことで、ちょっと「憂い顔」の効果に疑問符が付いてしまうことも、ありがちの様な気がしますね。
「憂い顔」が流行するための時代背景
・戦後の余裕のない時代には、「憂い顔」は流行らず、もっとエネルギッシュな女性が持て囃されたが、その後、所得倍増から高度成長期にかけては、日本にも余裕が出来てきて昭和30年代から40年代にかけては、「憂い顔」が人気を博するようになった。
・その後、高度成長から安定期に入ってくると、それほどパワフルでも憂い顔でも無い、明るい表情が人気を呼んでいたが、バブル崩壊から徐々に日本経済にも陰りが見え始めるとともに、徐々に「憂い顔」が復権して来ているのではないか。
というような時代背景を踏まえて考えると、現在の「憂い顔」が人気になる背景には、バブル期の様な景気の良いパワフルさが、男女ともに失われていき、男女ともに弱くなってきている、と言うことがありそうです。
そういう状況では、女性も強いオンナを演じていても、オトコが付いてこれないので、弱さを演出することで、男性から注目を浴びようと言う戦術レベルの選択を強いられた、と言うことになります。
「全般的に弱含み」な中においては、自分の弱さを実感することで、より弱い存在は保護しないと大変なことになる、と言う認識が出てくるので、「憂い顔」の女性はピタリとその「弱い存在」と言うワクに当てはまって、人気を博することが出来るのです。
まとめ
綾瀬はるか、能年玲奈、大島優子、平手友梨奈
あたりも絶世の美女とまではいかないものの、そこそこレベルの高い平均よりは、かなり上を行く美人と言うことで、手が出せないほど遠い存在でも無いが、身近にどこにでもいると言うわけでもない、と言う微妙な距離感から、その本来の「憂い顔」に人気が結集する、と言う効果もありそうです。
そういう意味で、単なるAKB等のアイドルグループのブームとは別次元で、「憂い顔」と言う括りで、グループの中でも一部に人気が集まったり、台本と無関係に大イベントの主役の座をかっさらってしまったりする、と言う現象がまさに出現したのが、2013年末の紅白歌合戦であった、と言えそうです。
そして、そういう「憂い顔」の美人が人気を博する現象は、「高度成長期からバブル期の他人を押しのけても自分が勝つ」と言うような時代精神を超えて、「弱い仲間同士で助け合う」と言う博愛的とも言える精神構造が、社会に広まっていることを反映する、好ましい事象とも、観て取れるのではないでしょうか。