サクラだらけでヤレル女性会員不在の悪徳出会い系サイトの実態を暴く!

サクラだけで女性会員不在の悪徳サイトの恐怖の実態と言う観点から、出会い系の世界をブラックに彩るサクラ達について、その生態や悪質な出会い系サイトの実態に迫ってみようと思います。

情報システムの面からみた「サクラ」

まず悪徳出会い系サイトの情報システムの観点から「サクラ」を分析してみたいと思います。

「サクラ」には専用の「サクラ用画面」があるのですが、その画面構成は、以下のようになっています。

・架空キャラ作成
・メールの一斉配信
・未読メールの返信
・既読メールの追送信
・ポイント集計
・お知らせ情報配信

など一般会員とのやり取りを主体に行う為の機能が各種搭載されています。

このサクラ用の画面には、本当に呆れるほど便利な機能が満載しるのです。

このような全能的な画面を駆使して、サクラたちは今日も日夜「癒し」とも「騙し」とも取れる怪しげな活動を繰り広げ続けているのです。
○サクラの活動例
①「未読メールの処理」
⇒ターゲット=カモの会員にサクラが送信したメールが未読であれば、美味しそうな表題の新たなメールを送信してメール開封を促し、サイトでの活動を煽ったりする。
②寸止め焦らし作戦
⇒リアルなデートのギリギリのところまで、話を盛り上げておいて、そのギリギリのところで延々とお預け状態を維持させてメール送信を継続させる。

上記のテクニックを駆使することで、サクラたちはサイトに集う利用者を翻弄し、サイトにつなぎとめ、利用料金を極大まで搾り取るべく懸命な活動を続けていきます。

「サクラ」の業務内容詳細

それでは、サクラの業務内容について詳しく観ていきましょう。

①架空キャラ(注)作成

⇒架空の人物像を作成すること。
(例)美奈子・26歳・OL・欲求不満気味でセフレ募集中・・・
(注)キャラ(出会い系業界用語)
⇒一般会員を装ったサクラが作成した架空の人物のこと。

②メール同報配信

⇒同一文章のメールを複数の会員に同時に送信すること。「アタック」「一斉」「一括」などと呼ばている。
(例)⇒憧れの貴方。素敵な貴方のことが気になっています。お逢いしたいのです。

③未読メール返信

⇒一般会員からのメールに返信すること。「未返」「未読」などと呼ばれる。
(例)⇒「一般会員・・・今日逢えますか?」「サクラ・・・お返事ありがとう、大丈夫ですよ。」

④既読メール追送信

⇒メール返信済の一般ユーザに再度サクラからメールを送信すること。「掘り」「掘り起こし」「追っかけ」「追送」などと呼ばれる。
(例)⇒返信は届きましたか?お逢いしたいのです。

の4つがサクラの主たる業務となります。

このようなサクラの業務を一連の流れで表すと以下のようになります。

①架空キャラの作成
②一般ユーザにメールを出す
③返信を受け取る
④返信メールに対応したメールを出す
⑤メールのやり取りが止まるとメールを促す

このようなわけですので「サクラ」というのは、個人ではなくグループで対応する場合がほとんどとなります。

ハンバーガーショップの運営のようにマニュアル通りに、サクラが会員に対応していくので、サクラの実態が複数人のグループでも利用者側は違和感なくサクラのメールワールドに溶け込める?!というわけでしょう。

悪徳出会い系サイトの実態としては、サクラが作成した架空キャラが無数に居て、各サクラがそれぞれの架空キャラに、その都度なりすましてメールをしているのです。

架空キャラにもいろいろあり、そろぞれのキャラごとに物語が書けそうなくらい豊富な情報が揃っている雰囲気でしょうか。

少なくともシナリオの登場人物の説明のようなモノが有り、それに沿って複数のサクラが同一架空キャラについてメールを発信し続けているわけです。

サクラのメール内容に大きな齟齬があったと言う話はあまり聴きませんので、引き継ぎも結構うまくいっているということになりますね。

こうなってくると、普通の会社よりも少なくとも情報共有や引き継ぎ、連携は上手くいっていると言わざるを得ないかもしれませんね。

うちの会社でも、これくらいの情報や意思の疎通が日常的に上手くいっていれば助かる、と言うレベルのような気もしますね。。。

翻って言えば、このような悪徳サイトで暗躍するサクラの被害に遭遇しないためにも、皆さんには優良な出会い系サイトに絞って、活動していただき快適な出会いライフを過ごしていただきたいと願っているところです。

さて、出会い系業界には悪徳業者が常に蠢いており、評判が悪くなって完全に淘汰されても、また別のところで新しい名前で生まれ変わってくるというような、不思議な輪廻転生モドキの現象が続いてきています。

ここでは、何故悪徳出会い系が完全に消え去らずに生き残ってきているのかのメカニズムに迫っていきます。

出会い系企業の収支構造
出会い系企業の支出項目
出会い系収益構造の用語説明
①「CSV」⇒出会い系業界あるいは広告業界の用語
②「誘導」⇒広告業界用語
③「決済手数料」

 

出会い系企業の収支構造

まず出会い系企業の収支構造について観ていきましょう。

出会い系企業の収支構造は、一般企業と比較すると実にシンプルであると言えます。

「収益項目」

・ユーザからの課金売上
・いわゆるCSV広告売上(注1)
・いわゆる誘導売上(注2)

「支出項目」
・システム関連費用
・サーバ関連費用
・集客関連費用
・テナント関連費用
・人件費
・各種決済手数料(注3)
・諸経費

基本的な収支構造としては以上のような費目が挙げられます。

それでは、出会い系企業の収支構造における特長はどういうところにあるでしょうか?

 

出会い系企業の支出項目

出会い系企業の収益に対する支出の割合は、概ね以下のようになっています。

システム関連費用⇒対売上比5~10%
サーバー関連費用⇒数百万円程度
集客関連費用⇒対売上比30~40%
テナント関連費用⇒数百万円程度(都内)
人件費⇒対売上比15%前後
決済手数料⇒対売上比10%未満
諸経費⇒微小

このように出会い系業界では支出は、

「システム費+集客費+人件費=対売上比50~60%」

が平均的で、コンビニ・クレジットの決済手数料が概ね6~12%の間となります。

従って決済が銀行振込がメインということになると、純利益率が優に40%前後という数字になってきます。

これは非常に純利益率が高い収支構造と言えるでしょう。

このように出会い系企業は、純利益率が高く儲けやすい収支構造のために、悪徳業者の参入が後を絶たず、一旦淘汰されてもまた雑草のように復活して営業を再開してくるという、状況が続いてきているのです。

 

出会い系収益構造の用語説明

ここで出会い系企業に特有の用語を説明しておきたいと思います

 

①「出会い系企業の収支構造」の(注1)の説明

「CSV」⇒出会い系業界あるいは広告業界の用語。

この項目は、元来EXCELやテキストデータの形式に由来する用語でしたが、これが転じて出会い系業界においては、ユーザの顧客データの通称となっています。

「CSV」あるいは「リスト」などと呼ばれることが多いですね。

「メールアドレス」

以外にも、ユーザ毎に

「ニックネーム」
「年齢(生年月日)」
「地域(都道府県、市町村等)」
「性別」

等いろいろな情報が管理されており、これらの付随する項目は「セグメント」は呼ばれています。

出会い系業界内では、この「セグメント」が充実していたり、高額入金者の「CSV」ほど、重宝されて高値で取引されることが多くなってきます。

この「CSV」と言うのは、一見パソコン用語のようですが、その中身は他の業界の「顧客情報」に該当する形になります。

取り扱いやすい「CSV」ファイルと言う形で、「顧客情報」が悪徳出会い系サイト間で取引されている様子が、目に浮かぶような用語とも言えましょうか。

 

②「出会い系企業の収支構造」(注2)の項目の説明

「誘導」⇒広告業界用語

これはクライアント=顧客をサイトに集客してくることを指しています。

出会い系業界においては、メールやページを通じて顧客を自サイトに囲い込んできて、そこで課金して売上につなげていくようなイメージになるでしょう。

普通の業界ですと、このあたりは「広告」や「宣伝」によって顧客を囲い込むと言う形になりますが、悪徳出会い系業界においては、入手した「CSV」の「顧客情報」に基づいて強引に自社サイトのページのついたメールを出したり、一見女性の直アド風の携帯アドレスを送りつけてサイトに勧誘したりするという手口になってきますね。

特に完全無料の出会い系サイトにメアドを登録すると確実に「CSV」が悪徳業者に流れていきますので、登録もしていない怪しげなサイトから大量の迷惑「誘導」メールが雨のように降り注いできます。

これにはくれぐれも引っかからない様にご注意ください。

このような「誘導」メールに反応しても、具体的な出会いにつながる可能性はゼロと言うことになります。

 

③出会い系企業の収支構造(注3)の項目の説明

「決済手数料」

出会い系サイトの決済方法に「コンビニ決済」や、各種の「クレジット決済」を導入することで、顧客がコンビニの窓口やクレジットカードを利用してサービスの購入を行うことが出来るようになります。

この際、出会い系企業側が仲介手数料をそれぞれコンビニ運営会社やクレジット会社に支払うことになります。

この費用は、

「コンビニであれば売り上げの10%前後」
「クレジットカードであれば売り上げの6~10%前後」

の手数料が差し引かれます。

出会い系企業においては、多額の出費を伴う支出項目は比較的少ないのですが、この「決済手数料」は売り上げに連動する固定的な支出項目となりますので、結構クローズアップされてくることになります。

利用者の利便性を考えれば、支払方法は多様な方が良いのですが、出会い系企業側としては振込手数料利用者負担の銀行振り込みが多くなると、「決済手数料」の比率が低下するので、好都合と言うことになります。

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