アラサー熟女はなぜ元サヤ相手を求めてSNSに走るのか！
実名登録が基本のFacebookや手軽さ、気安さで正体をバラしがちなLINE上で、かつての付き合っていた相手と元サヤ的な熱愛に耽るような状況がかつてないレベルで盛り上がってきていると思われますが、ここではそのようなアラサー熟女,OLが元サヤ相手を探しSNSに走る女性心理の分析について取り上げていきたい、と思います。
「元サヤに収まるのであれば、最初から別れなければ良い」とも感じますが、一旦距離を置いてからまた火が付くとされる元サヤ恋愛は通常の恋愛と違って、新鮮な刺激的な関係性を提供してくれるようであり、「別れてみて、初めて相手の良さが判る」と言う判りやすい要素だけではない、複雑な女性心理分析の対象として格好の材料を提供してくれるのです・・・
元サヤに収まろうとして驚きの行動に出る女性たち
最初に、元サヤに収まろうとして驚きの行動に出た、ある編集スタッフの女性の例を取り上げてみましょう。
・数年前に今付き合っているカレシにフラれたことがあった。その時の原因は、「俺はもっとちゃんとした性格のコと付き合いたい」と言うことだった。
私の方はと言えば、全然別れたくなかったけど、ともかくその時は、失恋しちゃった。
でもそのまま引き下がったりせずに、ちょっと相手を驚かせる行動に出てみた。
それは、いきなり、相手の部屋が観える場所に引っ越してしまったんだけど、引越しに時にはちゃっかりと、カレシに連絡を入れて、「ちょっと仕事の都合でこっちに引っ越してきちゃった」と伝えることを忘れなかった。
引っ越した後には、ご挨拶と称して、相手の部屋を訪ねて、お菓子を渡したけど、玄関先で済まされちゃった。
その後は、元カレとは暫く会わない時期が続き、私にも新しいカレシが出来たけど、どうしても元カレの方が良くて、何とか元カレと逢う約束を取り付けた。
逢った時に、「今は別の男性と付き合ってる」と話し出したら、元カレの顔色が変わり、ジェラシーを露わにしたので、「これは脈があるな」と直感した。
その後は、LINEを中心に結構親密な連絡を取り合うようになって、3ヶ月後には元カレと元サヤに収まった。
結局、元サヤに戻るまでに時間はかかったけど、最初からカレシを嫉妬させるような展開に持ち込んでいれば、もっと早くヨリを戻せたかもしれない。
このケースでは、元カレの近くに引っ越しながら、最初からヨリを戻そうと焦って動くことなく、結構長い期間に渡って粘り、別のカレシと付きあったりしながらも、結局元カレを上手く誘いだして、別の男性を話題にして嫉妬の感情を引っ張り出すことに成功し、元サヤに収まった、と言うほとんど中国歴史ドラマ風の深謀遠慮の世界を感じさせる展開ですね。
オンナの情念の深さの恐ろしさも感じますが、こういう風に言い寄られる方は、オトコ冥利に尽きる、ところがあると思われます。
一旦別れた後に元サヤを恋しくなる時期は？
ある大規模な恋愛に関する独身女性への調査によると、「70％以上の女性たちが元サヤを恋しがっている」と言う結果が出ています。
それでは、そういう70％以上の女性を代表する20代から30代にかけての独身OLの声を拾ってみましょう。
一旦別れた後に、独身女性が元サヤを恋しくなり始める時期ですが、平均すると以下のようになっています。
・一旦別れてから元サヤを恋しくなる時期は？
⇒⇒⇒5か月から半年
・別れた後に、他の男性とデートする機会もあったが、4カ月くらいすると、元カレの良さが想い出されてきた（28歳、保険OL）
・１カ月も経ってくると、元カレが恋しくなり、他のオトコはあり得ないと悟った（29歳、出版OL）
・一人で居るのが、突然寂しくなったのは、別れてから3ヶ月後くらい（33歳、一般事務職）
さらに、元サヤを恋しがる独身女性の25％が、別れた後にすぐさま後悔して、元サヤに戻ろうと必死になり始める、と言う実態があるようです。
・別れた直後に、もう惜しい、と言う後悔が強まってきた（33歳、教員）
・自分は別れたくなかったのだから、元サヤが恋しいのは当然（32歳、看護師）
・フラレタだけで好きなことに変わりない。いつでも元サヤに戻る気でいる（29歳、IT系OL）
・別れた後は、新しい出会いに意欲を燃やしていたが、いろいろ取り込んでいて、思うような出会いが実現せず、イライラが募っていった。
元々は元カレが聴き上手で、仕事の話とかも聴いてくれていたのが、ストレス発散になっていたことが、良く分かった。
1か月くらいしてから、どうしても話を聴いてもらいたくて、元カレを誘い出して話す機会をつくった。
その時に、やはり元カレの大切さが身にしみてわかったような気がする（30歳、商社OL）
こうしてみると、女性の以前の恋に対する未練たっぷりな姿勢が伺われます。
付き合いが終わったはずの元のカノジョとのメールのやり取りが続いている場合は、ひょっとすると元カノとしては、元サヤを目指して動き始めている、のかも知れないのです。
元サヤに上手く戻れる場合のパターンとしては、元サヤを恋しがる独身女性の25％が走ってしまったように、「別れた直ぐ後に元サヤに向けて動く」のも効果的なこともケースもあるようですが、基本的には半年前後くらいの時間の経過をみた後に行動した方が、結果が付いてくるようです。
これは、半年くらい経過すると、元カレが抱いていた「別れに至る理由」も薄れていき、「もう随分逢ってないが、無事に暮らしているかな」と言うように相手の女性の話を聴く気になってくるので、それくらいから元サヤを目指して動き出す、のが良いようですね。
元サヤにおさまるためにどういう行動をとるか
元サヤに収まろうとする独身女性たちは、そのためにどういう行動をとってくるのか、ということですが、ベースは以下のようになるでしょう。
・元サヤにおさまるために、どういう行動を取りますか？
⇒⇒⇒「別れて、寂しい」と相手にハッキリと告白する
この時の手段としては、メール中心になりますが、最近では、LINEのメッセージを使うケースも増えてきているようです。
・最初は、間違ってメールを出してしまったように装って、元カレにメールをしてから、徐々に普通のメールのやり取りに持ち込んだ（31歳、金融OL）
・別れる前と変わらないくらいにメールを出して、こちらの様子を知らせて、元カレの出方を待った（29歳、ウェイトレス）
・週末には必ずメールを送って、連絡を欠かさない様に努力した（26歳、スーパー店員）
とはいえ、メールでの連絡を続けたとしても、それだけで元サヤに戻れるわけでもないので、さらなる対応が必要になってきます。
・共通の知人を介して、「別れてから結構落ち込んでいる」ということを元カレに伝えてもらった（28歳、介護士）
・元カレを嫉妬させる作戦を立てて、「もうすぐ押し切られそう」と言うメールを頻繁に送って煽った（33歳、スポーツインストラクター）
・ちょっとした切っ掛けで元カレを呼び出して、ミニスカ・胸開きの大胆なファッションで悩殺しようとした（29歳、企業受付）
・飲み会を設定し、普段よりがぶ飲みして、酔っぱらいを演出し、元カレを送りオオカミに仕立てるように演出した（35歳、大学事務）
このような声を拾っていくと、独身女性たちが、相当大胆な作戦に出ていることが良く判ります。
そして、元サヤにおさまるための、詰めの一手としては、以下のようになるようです。
・いろいろ決めセリフを考えたが、結局は「やり直す」ではなく、「別れてから寂しくて仕方がない」と伝えることで、元カレとヨリを戻せた（34歳、コンサルタント）
・二人の愉快な想い出を一杯話しながら、別れてからの寂しさを訴えた（26歳、保険OL）
・いろいろ話しているうちに感極まって、泣きながらまた一緒に過ごそう、と繰り返した（31歳、会計事務所勤務）
確かに、女性からストレートに迫られると、なかなかNOとは言えなくなってきそうですね。
元サヤに戻りたがっている、女性のメールは、当然ながら未練たっぷりな内容で綴られることになりますが、既に、二人の関係を割り切ってしまった女性からは、もっと軽いメールが届くことが普通、と言ってよいでしょう。
ただし、なかなか向こうからやってくるメールだけで判断出来ない場合には、こちらから返信してみることで、相手が元サヤを狙っているのか、はたまた普通のオンナ友だちになったのかが、判別できる可能性があります。
すなわち、相手からの返信が、かなりのインパクトのある長文のメールで返ってくる場合には、相手の元サヤ願望を感じ取ることが出来るのではないでしょうか。
元カレの何が良くて元サヤに収まろうとするのか？
それでは、多くの女性が何故そんなに、元サヤに収まりたがるのかの理由は何なのでしょうか。
・元カレの何がよくて元サヤに戻ろうとするのか？
⇒⇒⇒フィーリングやセックスの相性
調査結果によれば、元カレに執着する女性にとって、最も求めるのがフィーリングということです。
・生活パターンや嗜好がピッタリで、相性の良さが際立っている。シャープな判断力も素敵（29歳、商社OL）
・元カレと一緒に居ると居心地が良くて、快適な気分になる（33歳、医療事務）
さらに、注目すべきはセックスの相性で、多くの女性が、取り上げています。
・これまで数年間付き合ったけど、相性の良さを感じていた。中でもセックスに関してはピッタリだった。
そういう、元カレのおかげでセックスの良さに目覚めた。それまでの男性は、自分が満足するばかりで、私はキチンと気持ち良くなったことが無かった。元カレはその点、思い遣りがあって、私のカラダを良く判っていて、初めて深くイク経験が出来た（33歳、出版OL）
・セックスに関するマニアックな趣味が同じで、嬉しかった。普段やれない様なプレイも二人だと挑戦出来て、愉しかった（31歳、IT系OL）
・元カレのエッチは、凄く気持ちよかったけど、他の男性と寝てみて、元カレがもの凄くセックスが上手いことを改めて実感した（29歳、損保OL）
他には、以下のような声も散見されます。
・一生懸命あたってみたけど、なかなか次が見付からないので、元サヤにもどるしかない（32歳、化粧品販売員）
・自分を顧みると、既に次を探すのは難しいと思っている。そうであれば、元サヤでもいいかな、と感じる（35歳、公務員）
女性から、特に「セックスの相性が良かったから、元サヤに戻りたい」などと言われると、男性としてはなかなか断りにくいところもあるんじゃやないでしょうか。こういう展開になってくると、元サヤ恋愛が増えるのも頷けるような気がします。
ちなみに、この手の「セックスの相性が素晴らしかったのでヨリを戻したい」と女性が訴えるようなケースだと、女性の側が対等なセフレ関係というよりは、都合の良いオンナとして、一段下に観られてしまいかねないので、注意が必要かもしれません。
やはりセフレ関係と言うのは、「自立した大人の男女が、お互いの自由な意志に基づいて、エッチな関係をつくっていく、というところに重きを置く」と言うコンセプトは見失いたくないものです。
念願の元サヤに収まった後の状況はどうか？
念願だった、元サヤに収まったモノのその後の状況は安定的に推移しているのでしょうか。
元サヤに収まった後、どうなったか？
⇒⇒⇒「結局、上手くいかなかった」11％
元サヤに収まった直ぐ後は、当然ながら以下のような状況が一般的になってきます。
・初めて出逢った頃の感覚が蘇り、もう離れられない感じ（30歳、流通OL）
・元サヤに戻ってからは、カレシがより積極的になっている（28歳、家具販売）
・前よりお互いにセックスが上手になったかな（34歳、教員）
とはいえ、失敗の教訓を活かして、関係を長続きさせるための工夫も行われているようです。
・ 一緒に暮らしたりせずに、若干距離を置いて、お互い煮詰まらない様にしている（35歳、看護師）
・お互いに忙しいので、デートの時は目一杯愉しめるようなイベントを、盛りだくさんに取り入れている（30歳、金融OL）
・連絡が途切れると誤解が生じがちなので、可能な限り連絡を密にするように努力している（28歳、証券OL）
他方で上手くいかないケースとしては、
・結局元サヤに戻っても上手くいかなかったのは、別れた原因がそのまま残っていたからかな（29歳、保育士）
・カレの浮気癖がなおらなくて、一度は元サヤに戻ったけど、何度も同じことを繰り返すと我慢出来なくなった（32歳、マスコミ関係）
このように、別れたパターンが改善されずに、そのまま引きずってしまっている場合は、なかなか元サヤに戻っても長続きしないようですね。
元サヤに戻りたがる女性との関係をどのように持っていけば良いか
元サヤに戻りたがる女性は主として、いわゆるアラサー世代に該当する20代後半から30代前半が目立っており、どちらかというと大人しくて真面目そうなタイプに、そういう傾向が多く観られる、と言います。
このアラサーの年齢と言うのは、ちょうど結婚を強く意識する年齢でもありますが、働く女性たちにとっては、仕事が忙しくなってきて、新しい出会いに振り向ける時間がなかなかつくれない、と言うところが、元サヤに走りがちになる最大の理由、と言って良さそうです。
また独身女性にとっては、アラサーと言う女性として一番良い時期に、「一人でいるというのに耐えられなかったり」、「何かと相性が良くない自分に相応しくないオトコと一緒に過ごすのはもったいない」と言う心境も働いて、「過去に最も素晴らしい関係にあった元カレのところに戻る」、と言う「帰巣本能的なモノも働いている」、のではないでしょうか。
このようなわけで、独身女性の側から、元サヤに戻ろうとして、動いてくるケースが増えてきている中で、「元サヤに戻りたい」と言うシグナルの見極め方を、タイプ別に二つに分けて考えると、以下のようになるでしょう。
・外交的で自分の考えをいつも外にアピールしているタイプの場合は、元カレに対して連絡を取ってきた時点で、「元サヤに戻りたい」と言うシグナルと判断出来るのではないでしょうか。
こういうタイプからの連絡が、一見元サヤとは逆の別の男性についての相談であったとしても、元カレにそういう話を持ってくると言う時点で、「元サヤへの意思表示」の可能性が高いので、一度会ってみた方が良いケースが多いでしょう。
・内向的で普段は自分のことをあまりアピールしないタイプの場合には、簡単に連絡してくる場合は、本当に気楽な友だち関係と言う扱いで、連絡しているケースが多いので、「元サヤへの意思表意」とは考えない方が良いでしょう。
こういうタイプからは、そのような気軽な文面では無く、もう「少し思い詰めた」、逆に言うと「ストレートな元サヤへの意思表示」が、メールやメッセージから感じ取れる場合は、まさに元サヤへの強い意欲の表れと観るべきだ、と想定されます。
ともかく、余程イヤな思いをしたわけでもないのであれば、敢えて独身女性の「元サヤの意思表示」を断る必要も無い様な気はしますが、基本的な受け止め方としては、「元サヤを断る場合は曖昧にせずにハッキリと意思表意する」というのが大切になってくるでしょう。
ちなみに、「元サヤを断る」場合には、まずは相手に逢ってみてシッカリ話を聴いた上で、断った方が良い様な気がします。
ここで逢わずに、メールだけで対処して、その後「相手がストーカー」になったりしたら大変なことになります。ともかく、「オンナの負の執念・怨念」と言うのを、軽視すると怖い、と言うのは間違いないところでしょう。
一方で、「元サヤを受け入れる」のであれば、話は簡単になってきますが、一度別れたことで、お互いの見方や距離感も変化したり、いろいろ新鮮な感覚も出てきますし、前回の失敗を教訓にしつつ、相手の女性の新たな一面や今まで観られなかった素顔を再発見する機会になる可能性、もあるのです。
まとめ
元サヤに戻りたがる独身女性の微妙なココロの動きや何故元サヤに走るのか、と言ったところを中心に観てきました。
ここでも、クローズアップされるは「男女間の適当な距離感の設定」や「セックスの相性」が、お互いの関係を長続きさせるのに非常に重要だ、と言うことになるでしょうか。
また他の男性に走ったモノの結局は、元カレの方が良いことをココロとカラダで、身を持って経験することで、元サヤに必然的に戻ってくるケースが多い、こともハッキリしてきました。
現在は、FacebookやLINEの一層の普及で、以前は簡単に消息が掴めなかった元カレや元カノの情報が、比較的手軽に手に入るケースも多くなってきていますので、益々元サヤ恋愛は拡大する気配ですが、そういう中でも相手と誠実に向き合いつつ、元サヤも受け入れていけば、ドンドンとセフレの対象も拡大していくのではないでしょうか。