悪徳出会い系におけるサクラの消滅傾向とキャッシュバック女性の増大!

スマホの台頭や利用者に手口が浸透してしまい、まさに青息吐息の状況に追い込まれている悪徳出会い系とサクラの生態に迫ってみたい、と思います。

かつては、男性週刊誌などにも「怪しげな悪徳出会い系」のキャッチコピーが並んでいたりして、隆盛を極めたこともありましたが、男性会員が増えるにもかかわらず、女性会員が思うように伸びなかったため、苦肉の策として、業者側が男性会員にあてがったのが、いわゆる「サクラ」と呼ばれる存在でした。

しかし、リーマンショック+震災の直撃さらにはコロナ、戦争、円安と社会情勢が不安定かしてきた・・・と言うだけでなく、SNSの台頭やスマホの浸透も重なり、悪徳出会い系業者が、いよいよ厳しい状況に追い込まれている、と言うことなので、そのあたりの実情に迫ってみたい、と思います。

併せて、サクラの後継として、大きな存在となっている、キャッシュバック会員女性も取り上げます。

悪徳出会い系の絶頂と転落

10年ほど前の悪徳出会い系の絶頂期には、男性会員がドンドンと増える傾向にあり、業者毎にいくつものサイトを掛け持ちで運営することも、当たり前に行われていた、と言うことです。
出会い系のシステムと言うのは、一旦構築してしまえば、使い回しが利くので、一つのサイトで会員が多くなり過ぎ、システムが飽和状態になると、別のサイトに会員を誘導して運営する、というのが常態になっていました。
例えば、小規模な悪徳出会い系業者の場合、「4つのサイト」で、「8人のサクラをフル回転」させて働かせて、安定軌道に乗れば、大体月の利益が150万~200万になるような商売が普通だった、と言います。

しかし、急激に苦労なく登り詰めると、転落も早いのか、同じような悪徳出会い系業者が乱立して、過当競争に陥り、「男性会員」の間にも「悪徳出会い系の女性会員は、ほとんどがサクラである」と言うことが、徐々に浸透していきました。
結局、利用者である「男性会員」にとっては、真剣にメールをやりとりすればするほど、「サクラとのやりとりのみで、結局は出会えることなく終わる」と言う、悪徳出会い系のパターンがバレタ時の落胆と怒りは激しかった、と言うことになりますね。

今の時点では、出会い系でまともに残っているのは、「実際に出会えることを実証している優良な出会い系」のみになっている、と言えるでしょう。
またこういう状況を後押ししているのは、「出会い系サイト規制法」により、届け出義務が厳しくなり、これまで比較的容易に「新規サイトの立ち上げ」が可能であった状況が一変した、と言うことも影響していると思われます。

通用しなくなった悪徳出会い系の切り札「サクラ」の手口

悪徳出会い系の基本的な考え方としては、「女性会員のニセモノとしての悪徳サイトのサクラの実態」にも記載したとおりで、会員同士では、全く出会えないように仕組みになっているということがあります。会員同士で出会われてしまうと、運営する悪徳業者が困りますので、基本的にはポイント制の悪徳出会い系は、客にポイントを消費させるために、あの手この手を使って、全力を挙げるのが常、ということになってきます。

悪徳出会い系企業の内部では、多くの「サクラ」たちが、上司から、

「サクラとは、単に会員を騙して儲ける詐欺師ではない。あくまでも、会員に自分が観たい夢を、そっくりそのまま提供しているだけだ。我々は、ファンタジーを売る商売なんだ。」

と言うような説教を毎回聴かされて、「サクラ」業務に邁進することが奨励されていました。

このような、サクラを大量に抱える「大手の悪徳業者」などは、「ビル一棟全体がサクラ用スペース」と言うケースもあり、繁栄を極めたのですが、先ほどの「出会い系サイトを規制する法律」の改正により、警察の姿勢も強硬になり、「悪徳出会い系=サクラ=ファンタジーの世界」と言う構図が、社会的に指弾されることが多くなってしまいました。

さらに、スマホの浸透により、男性会員が「サクラのつくる虚構の世界」を許さないと言う状況も増えてきています。
例えば、メールのやり取りしている相手の女性が実在しているかどうかを確認するために、男性スマホユーザが、どこに居るのか「GPSで知らせて欲しい」とか「窓から観える風景を動画で送ってみて。。。」とか言うような確証を求めるケースも増えて、「サクラがファンタジーを維持」するのが困難になっている、と言う現状も出てきているのです。

現在も生き続ける「サクラ」もどきのキャッシュバック会員の手口

それでは、サクラ的な存在は完全に絶滅したのかと言うと、そうでもないようですね。

例えば、女性のキャッシュバック会員(「悪徳出会い系絶滅の危機!サクラからキャッシュバック女性の時代へ!」)なんかは、「サクラ」後継に近い存在、と言うことになるでしょう。

具体的には、出会い系によっては、「女性会員向けの特別な待遇」が実在しているようで、男性会員が特定の女性会員を気に入って、「写真・プロフィールを観れば、1600円」「メールアドレスの取得を希望すれば、1600円」「メールを送信すれば、600円」払うような料金体系のサイトの場合に、指定された女性側に男性会員の利用額の70%~80%が、キャッシュバックされるようなシステムになっているのです。

このシステムが、これまでのサクラと違うのは、あくまでも対象となる女性の「プロフィールや写真が実物」であることで、サクラの構築していた虚構の世界とは一線を画しています。

また、このような女性は、男性会員とのメールのやり取り次第で、実際に相手とリアルにデートすることもあると言うことで、満更サクラ一色と言うわけでもないようですね。

現役キャッシュバック会員女性のT子との対話

ここで、現役の某出会い系のキャッシュバック会員であることをカミングアウトしたT子に、事情を聴いた内容を取り上げたいと思います。

・T子さんは、某出会い系の特別な枠の女性会員ということで、謂わばキャッシュバック会員と言うことになるんでしょうけど、何か上手く稼ぐコツみたいなのは、有るんですか?

出会い系キャッシュバック会員T子:こういうのは、引き延ばすテクニックが基本だと思いますよね。キャバクラとかと同じじゃないかな。メールもそうですけど、一回で会うんじゃなくて、何回もかけて少しずつ話が進展するようにしていますね。

・具体的な引き延ばしの事例とかってありますか?

出会い系キャッシュバック会員T子:上手く相手が「このオンナは、誘えば、なびいてくる」と思わせるのが大切ですね。いきなり直接的に「映画に誘ってください」とか、「美味しいもの食べに行きたい」とか、メールで書いてしまって、直ぐに実際に相手が誘ってきた時に、スルーしたり無視したりしていると、相手が「何だこいつは・・・」と言うことで離れるでしょう。
そうじゃなくて、あまりはっきりと「誘って」と表現せずに、「ぼやかし」た発言をするのが効果的ですね。「飲みに行きたい」じゃなくて、「そういえば、この頃飲んでないかも」とか、って書いていると、男性会員は「よし。これは上手く誘えば飲み行けそうだ」と言うことになるからね。

・相手から誘わせるっていうことですね。

出会い系キャッシュバック会員T子:そういう感じですね。あまりはっきりコメントしないで、謎かけみいたいにぼんやりと、でも「誘ってほしそうな素振り」を散りばめるのがコツかな。「男性会員」が「口説きモード」に入ってしまえば、その後は、いろいろとちょっと外した質問なんかを繰り返していれば、メールのやりとりが一杯になるので、美味しいですよね。
これくらいで、まあいいか、って言うところまで、メールのやり取りをすれば、あとは実際にデートしてあげます。

・結局は、デートまで行くんですね?!

出会い系キャッシュバック会員T子:私は、別にサクラじゃないからね。デートまで行きますよ。その先もあるかな。とは言っても、実際に会うかどうかは、その場で相手を確認して決めますよね。

待ち合わせ場所に居る相手を観て、相手があまりにも、タイプじゃなかったら、ともかく連絡はするけど、待ち合わせ場所をすっかり間違えて、行けないことにしちゃいますね。とりあえず、その場は解散にして、またメールに戻って、人稼ぎするとかもありかな。

最後は、多少鬼畜っぽい感じもありますが、基本的にはメールのやり取りをした、7割から8割くらいの男性会員と実際にデートまで行くらしいので、サクラでも詐欺でもない、と言うことにはなりますね。

でもこんな女性に引っ掛かっていると、セフレ,ハンターとしては非常に厳しい状況にある、と言わざる得ないでしょう。

まとめ

もはや悪徳出会い系や典型的な「サクラ」が活躍する余地は、限りなく狭まってきているように感じますが、キャッシュバック会員女性については、未だに絶滅はしていないようですね。

メジャーな優良サイトは、非常に社会的な評価やコンプライアンスを重視するようになってきていますので、基本的にはこのような女性会員は居ないはずですが、あまり名前の通っていない出会い系については、多少営業期間が長い場合でも、こういう女性会員が混じっていることがありますので、注意が必要になるでしょう。

対策としては、「サイト内メール」で、「引き延ばし作戦」や「同じような質問の繰り返し」が、明らかになった場合は、メールを停止するのが一番かと思います。

基本的には、上記で観たK子のようにキャッシュバック会員も通常の女性会員同様に、デートの対象にはなり得るので、エッチまで行ってからやめるかどうか、というところでしょうか。

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