婚活の総合サービス提供企業集団IBJの参入で面白くなった出会い系の勢力地図!
オワコンとか、完全に盛りを過ぎた、とされてきたミクシィがかつてYYCの経営権を握っていましたが、YYCもそこでは落ち着かなかったようで、その後は婚活の総合サービス提供企業集団IBJ傘下に入ってその存在感を高めつつあるという状況です。
このことがメジャーな出会い系の勢力地図にどういう影響をもたらすかを考えてみましょう。
mixiによるYYCとyourbrideの買収とその後の展開

Facebookに追いまくられて青息吐息という印象だったmixiが、LINEからYYCを買収しました。mixiは、併せてyourbrideも買収したということです。
YYCとyourbrideを比較してみると、YYCの方が数百万人の会員を抱え、他方のyourbrideは百万人未満といいますから、mixiへのインパクトはYYCの方がはるかに大きそうですね。
その後、YYCは結局mixiとは決別して、婚活の総合サービス提供企業集団IBJ傘下となり、他の大手出会い系サイトとは一線を画するような形で再スタートを切りました。
婚活の総合サービス提供企業集団IBJ傘下のYYCは?

出会い系利用者の関心事としては、YYCがどのように変化するかということですが、サイトの雰囲気をワクワクメールやハッピーメールなどのライトでスマホでもサクサク動きやすい、軽いメニューに変えてくることがあるかもしれません。
またYYCは比較的年齢層が高いということがありますが、そのあたりをテコ入れしてもっと若い女性の入会を目指すのではないでしょうか。
そうなってくると、会員構成的にはしっかりした熟女層と若いギャル層を抱えるという意味では、PCMAX的な方向になっていきそうな気もしていましたが、結局婚活の総合サービス提供企業集団IBJ傘下に収まることで、元々の強みを活かして比較的堅実で地道かつ真面目な出会い系という方向性を維持発展させていくことになりそうですね。
また女性会員が実際にやっていることは他の出会い系と大差ないですが、YYCは若干サイトの印象が固いというか出会い系というよりも普通の企業サイトみたいな感じがありました。
そのあたりはミクシーの参入でもっとPCMAX的に現在オンライン中の女性の写真を前面に出したりすることでサイトの雰囲気をガラリと変え、アダルト掲示板を充実させたりしてくるんじゃないか、と予想されましたが、要するにYYCの一層のアダルト化というか、どちらかというと健全志向というよりはもっと「大人の出会い」を強調する方向で売り出してくる可能性がありましたが、その路線は結局採用しないということになったようですね。
ともかくYYCが路線を維持したことで、「大人の出会い」を中心とした競争がますます激しくなり、熟女・人妻をセフレにしようという活動がやりやすくなりそうな気もしています。
現状の優良な出会い系の大人の出会いからみた勢力図

ここで「大人の出会い」と言う観点から見た現状の優良な出会い系の勢力図を俯瞰しておきたいと思います。
このあたりは、アダルト掲示板の活発さである程度判断できるでしょう。
①ミントc!jメール
まずサイト全体が大きくアダルト寄りに振れているのが、ミントc!jメールになってきます。
ここは、元々が福岡のテレクラ発祥であり、サイト運営者も大人の出会いに練達しているようで、アダルト掲示板のカテゴリーに「人妻の誘惑」を表示しているように、最初から不倫・セフレを前提にしたアダルト掲示板の運営が行われているところが、特長と言えるでしょう。
またミントc!jメールは、女性会員と男性会員の割合が、7:3あるいは6:4と言われており、少なくとも他のサイトよりも圧倒的に女性会員が多いというのも非常に大きなアドバンテージになってきます。
男性のライバルが少なく、アダルト掲示板に投稿直後の女性にコンタクトすれば、まず間違いなく反応が返ってくるのが大きなウリですね。
②PCMAX
次に、PCMAXですが、アダルト掲示板の女性既婚者のカテゴリーは「人妻」ではなく「既婚者」というミントc!jメールよりは多少控えめな表現になっているものの、「既婚者」を前面に出しており、「不倫・セフレ」を前提にアダルト掲示板が運営されているのがわかります。
PCMAXのアダルト掲示板の特長は、掲載されている女性会員に関する情報量が圧倒的に多いということでしょう。
アダルト掲示板からページされている女性会員のプロフィールもミントc!jメールやワクワクメールの情報量をはるかに凌駕しており、相手の手の内をわかった上で攻略に入れるところがPCMAXのウリになるでしょう。
「敵を知り己を知らば危うからず」で、情報量から見たセフレ候補の攻略しやすさでは一番ではないでしょうか。
③ワクワクメール
ワクワクメールについては、女性既婚者について「人妻」「既婚者」というカテゴリがなく、強いて該当カテゴリーを探せば「大人の恋人候補」となっています。
これは、運営者側がミントc!jメールやPCMAXに比較すると不倫・セフレを出会いの前面に出すことに、多少の「ためらい」を感じている様子が伺えます。
とはいえ、ワクワクメールのアダルト掲示板もすごく活発ではあるんですがね。
基本的に、ワクワクメールはアダルト掲示板は例外的に活発ではありますが、サイト全体の運営方針は、バランスのとれた健全な出会い系を志向しており、ミントc!jメール、PCMAXのように正面から「大人の出会い」を標榜する不倫・セフレ応援サイトとは多少路線が違うと言えるでしょう。
④ハッピーメール
ハッピーメールは、アダルト掲示板の活発度では、今回取り上げた出会い系には劣りますが、女性会員のエッチ度や人妻との不倫成功度、淫乱な独身OLとの遭遇度等どれを取ってみても一流と言える水準にあります。
そういう意味で、今回のYYCの買収の影響が、アダルト掲示板を中心とする様な、サイト運営上のエッチ度の増大に関するモノに止まると言うことであれば、ハッピーメールそのものには、大した影響は無い様な気もします。
というのは、ハッピーメールは、サイトの構成や掲示板のカテゴリだけを観ていても、それほどもの凄くエッチな世界と言うモノを感じるわけではないのですが、個々の女性会員を個別に掘り下げていくと、途方も無いエッチな女性会員が潜んでいることが判る、と言うサイト利用の流れになってくるためです。
まあ、表面だけを派手にしても、サイトで活動する女性を上手く確保しないと、意味は無いと言うことでもありますし、サイト上では、それほどアダルトな色彩を感じなくても女性会員が凄くエッチであれば、そのサイトのエッチ度は非常に高くなる、と言うことでもありますね。
⑤YYC
これまでのYYCの位置づけは、バツ有り熟女の多いセフレ向けサイトではありましたが、「人妻」を正面から出会いに動員する雰囲気はありませんでした。
mixi傘下を外れたことで、一時はYYCもミントc!jメールやPCMAXと同様に不倫・セフレ応援サイトに変身しそうだったのが、そうでもな無くなりそうですかね。そういう意味で今後も出会い系のバラエティを愉しめそうで、その動向に声援を送りたいと思います。







